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龍澤山 長源寺 (立忠院)  千葉組 84
通称  道譽さま

 当寺は、元亀元年(1570)に学徳兼備の名僧道譽上人貞把大和尚(大巌寺の項参照)によって創建された。道譽上人がさきに開基された生実(小弓)の大巌寺にならい、これと全く同様の山号院号寺号をもって「龍澤山玄忠院新大巌寺」と称した。その後、寛永年間に「長源寺」と改称したと伝えられる。道譽上人は 原胤栄の加護で大巌寺を開創し、また増
上寺第九世として晋山ののち永禄6年(1563)大巌寺に帰住したが、その後8年、臼井を中心に浄土宗の教勢を拡張するため当山を開立され、やがて、百万遍念仏弘通の道場として盛況したという。当山開立の背景には、臼井氏に代って臼井城主になった
原氏との深い因縁によるものであろうが、その辺の経緯はさだかでない。
  道譽上人は当山にて入寂したがその墓は、長源寺草創期の境内続きである山地に現存し、“道冒さま”と呼ばれ親しまれハイキングコースとなっている。全長7尺ほど(2m強)の五輪塔で上人の偉徳を知らしめる。そこには、天正2年(1574)12月7日と刻まれ、他の一基は天保3年(1832)の建立で、「道譽上人・
天正二戌十二月七日寂」と刻まれている。安永元年(1772)の火災で堂宇等全てを焼失。天明元年(1781)大森山山頂より現在地に移転し、本堂等を再建して現在に至る。

(「千葉県浄土宗寺院誌」(昭和57年刊)より  竜沢山 長源寺 立忠院 03.03.10掲載)


開   山
 (香)蓮社道譽上人貞把大和尚
開創年次
 1570年(元亀元年)
現 住 職
 鳥井 敬三(兼務)
指定文化財
  
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住   所
 佐倉市臼井田818−2
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